合鴨の読書日記

いらすとやは神

落合陽一 記事まとめ

こんにちは、合鴨( @aigamoBook )です。

 

あまりご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので、

簡単に落合陽一さんについての紹介をします。

 

今回の記事では、

本のレビューではなく

作者の紹介となります。

ご了承くださいw

  

記事まとめ

 

 


 

 

落合陽一の経歴

東京大学大学院学際情報学府博士課程修了

学際情報学府初の早期修了

🔽

筑波大学 図書館情報メディア系 准教授 

筑波大学 デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長

・Pixie Dust Technologies CEO

 

准教授やりながら

CEO もこなすとか、

どういう体の構造になってるんでしょうかw

落合陽一の何がすごいの?

テクノロジーだけでなく、

 政治・経済・教育から最新のアニメまで

 幅広い教養がある

海外に出て働いた方が稼げるのに、

 日本を何とかするために

 あえて日本で教授という道を選んだ

大前研一 記事まとめ

こんにちは、合鴨( @aigamoBook )です。

 

以下の記事で、

大前研一さんの本を紹介しました。

あまりご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので、

簡単に大前研一さんについての紹介をします。

 

今回の記事では、

本のレビューではなく

作者の紹介となります。

ご了承くださいw

  

記事まとめ

大前研一の経歴

マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学

🔽

日立製作所

🔽

マッキンゼー入社

🔽

マッキンゼー アジア太平洋地区会長

🔽

ビジネス・ブレークスルー大学院大学 学長

 

大前研一さんのすごいところは、

まだマッキンゼー知名度が低い時に

マッキンゼーに入社したところですね。

 

当の本人も

かなり胡散臭い会社だと思いながら

入社したらしいですw

 

そこから

アジア太平洋地区会長にまで上り詰めたのは、

凄すぎる…

 

その時は、

マッキンゼーが壊れるか、自分が壊れるか、やったろうじゃねぇか」

という気持ちで働いていたそうです。

(以下の動画を参照)

しゅごい(小並)

 

大前研一の何がすごいの?

経営コンサルタントのパイオニア的存在

経営だけではなく、

 政治・経済・教育についての造詣が深い

本を書きまくっていて、

 著書が何冊あるか数え切れない

生き残りたくば、トライリンガルになれ! 大前研一『2018年の世界』 レビュー

こんにちは、合鴨( @aigamoBook )です。

 

大前研一さんの

『2018年の世界』を読了しました。

 

大前研一って誰?」

と思われる方もいるかもしれませんが、

一言で説明すると

マッキンゼー出身の頭イイおっさんです。w

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 

さて、本書の内容ですが、

2018年の日本の

・政治

・経済

・教育

についてぶった切っていく本です。

 

全体的に辛口で、

安倍政権をディスりまくってて心地いいですw

 

今回は、

今後の日本の教育についての

大前研一氏の持論を一つピックアップしました。 

 

 

生き残りたくば、トライリンガルになれ

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さて、

「いきなりトライリンガルとか何言ってんだ」

というのが率直な感想だと思いますw

 

ただこの場合、

普通のトライリンガルとは訳が違います。

 

すなわち、

日本語・英語・プログラミングの

3言語の掛け算で、

価値を高めていきましょう

という話です。

 

それでは以下に

①プログラミングを学ぶメリット

②英語を学ぶメリット

を説明します。

 

①プログラミングを学ぶメリット

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上の図の、

Huawei日本法人

日本企業大卒平均

を比べてみてください。

 

初任給に、

約2倍の差が開いています。

 

昨今のエンジニアバブルを

よく表している数値だと思います。



 

英語を学ぶメリット

 

上の図の、

Huawei日本法人

Google 本社

を比較してみてください。

 

初任給に、

約4倍の差が開いています。

 

これはもちろん、

Google とファーウェイの技術力の差

というのもあると思いますがw

 

ちなみに条件を揃えてあげて比較してみますと、

Huawei日本法人

Huawei 本社(中国)

を比較してみますと、

初任給に2倍の差が開いています。

(以下リンク参照)


 

そのため、

日本国内の労働者は

非常に安く買い叩かれている

と言えるでしょう。

 

 

【レビュー】  

以下の記事でも説明したように、

プログラミングを学ぶだけでは安泰ではありません。

なので、エンジニア万能説には注意しましょう。

 

また今回の記事では、

初任給だけで価値を比較していましたが、

実際にはその国の物価なども関係してきます。

 

例えばアメリカで年収1千万を稼いでも、

そこまで豊かな暮らしはできないという意見もあります。

 

なので単純な年収だけでその人の暮らしの豊かさを測ることは、

若干危険と言えるでしょう。

 まとめ

3言語の掛け算で、

価値を跳ね上げよ

 

エンジニアはもう要らない!? 堀江貴文×落合陽一 『10年後の仕事図鑑』 レビュー

こんにちは、合鴨( @aigamoBook )です。

 

堀江貴文さん・落合陽一さんの

『10年後の仕事図鑑』を読了しました。

 

前回に引き続き、落合陽一さんの本です。

『超AI時代の生存戦略』と同様に、

『10年後の仕事図鑑』も

AIに仕事奪われるか心配…

という人に向けた本です。

 

前回は不安な人向けの本でしたが、

今回は

「シンギュラリティが来てもゆーてなんとかなるっしょ」

と楽観している人を殺しにかかる本です。

 

特に

「エンジニアなら食いっぱぐれないでしょw」

と楽観している人間に読んでほしい本です。

 

今からエンジニアになろうとしている人

もしくは

就職活動前で無難にエンジニアになろうとしてる人

少し思いとどまって、よく考えたほうがいいのかもしれません 。

 

 

 

エンジニアは安くなる!?

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エンジニアと言えば、

食いっぱぐれない仕事、というイメージが強いですよね。

どこの企業でもエンジニアが引っ張りだこで、

給料がつり上がっているという状況です。

 

また、パソコンとネット環境さえあれば仕事ができるので

海外ノマドなど、イケてる人が多いイメージもあります。

 

こうしたイメージのせいか、

文系からでもエンジニアで就職したいという人も増えてきています。

 

また、

ライターなどの職業についている人でさえも

独学でプログラミングを習い、エンジニアとして再就職する

という話も最近で珍しくなくなってきています。

 

しかし落合洋一さんによれば

「エンジニアバブル」とも言えるこの状況は

いつまでも長く続くものではないと述べられています。

 

以下にその理由を述べていきます。

詳しく見ていきましょう。

 

①今まで : エンジニアの需要>>供給 

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 エンジニアではすごく高い給料もらえるという仕事として有名ですよね。

というのもGoogleFacebookなどでは20代で年収が1000万を超える、なんて話は珍しくも無くなってきました。

 

どうしてエンジニアの給料がこんなにも高いのでしょうか。

その理由として、

需要のほうが供給を圧倒的に上回っているからだと考えられます。

 

最近は農業などにもITを使う風潮が高まってきており、

どんな産業にもエンジニアは必須の職業となってきています。

 

それにも関わらずエンジニアの絶対数が足りてていないため、

エンジニアの給料が高騰しているのです。

 

②これから : エンジニアの需要<<供給 

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しかし、こういったエンジニアバブルは長くは続かないのかもしれません。

それは多くのエンジニアがコモディティーと化してしまうからです。

 

エンジニアがコモディティーになってしまう理由は2つ挙げられます。

 

1つには需要の減少、すなわち

人間のエンジニアに頼むよりも

AIに任せてしまったほうが早いし安い

という状況になってしまうということが挙げられます。

 

2点目として供給の増加、すなわち

人間のエンジニアが大量に量産されていく

ということが挙げられます。

 

この原因として、

・プログラミングを安く学べるツール、スクールが広く普及し始めた。

・小学校の義務教育にもプログラミングが導入される

 👇

 プログラミングが得意な人間が増える

 👇

 エンジニアの数も増加していく

techacademy.jp

 

などの原因が考えられます。

 

【レビュー】 

例えばウェブデザイナーの仕事などは

以下のようなAIアプリケーションによって駆逐されてしまう未来が既に見え始めています。

もうhtml,cssを学ぶメリットは薄れていくかもしれません…

note.mu

 

エンジニアという職業の特性として、

既に設定されていてるゴールをミスなく達成すること

が求められている、という点が挙げられます。

 

これはまさしく

人間よりも機械が得意な領域であり、

AIに代替されやすい職業の一つといえるでしょう。 

 

これからの時代、

決められた仕様をただ構築していくような

ツールとしてのエンジニアは、

安く買い叩かれてしまうのかもしれません。

 

現在優雅にフリーランスエンジニアを謳歌している人も

一寸先は闇なのかもしれませんね。

 

 まとめ

与えられた案件をこなすツール

としてのエンジニアではなく

自分でビジネスを作り出すデベロッパーになれ。

AIと競争するのは時代遅れ!? 落合陽一 『超AI時代の生存戦略』 レビュー

こんにちは、合鴨( @aigamoBook )です。

 

落合陽一さんの『超AI時代の生存戦略』を読了しました。

 

 

前回に引き続き、落合陽一さんの本です。

aigamobook.hatenablog.com

 

『デジタルネイチャー』は

AIが導く次世代スゲエ…

って感じの本でしたが、

 

超AI時代の生存戦略』は

AIに仕事奪われるか心配…

という人に向けた本です。

 

そんな心配を抱えている方には、

本書は非常におすすめできます。

 

今回も面白そうなテーマを1つピックアップしてみました!

 

 

 

 

AIと競争するのは時代遅れ!

 

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もう既に、

AIと仕事の奪い合いは起きています。

 

例えば

将棋や囲碁のプロは、着実にAIに追い越されつつあります。

 

そしてその潮流は

一般的なサラリーマンにも押し寄せてくるでしょう。

 

「じゃあこれからどうすれば良いんだ!」

というのが皆さんの本音だと思います。

 

この問いに対する落合陽一さんの答えはこうです。

 

「AIと競争せず、新たな職業を増やそう」

 

どうしてそれが答えとなるのか、

解説していきます。

 

①今まで : 限られた職業の奪い合い

 

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昔は

限られた職業を人間同士で争っていました。

 

人気の大企業とか、国会議員とか、

ポストが限られてますよね。

誰にでもなれる職業ではないです。

 

そのため、

人は争い、より優秀な方がポジションを取る。

 

さらに

今は人間同士の争いにAIが介入していて、

もはや泥沼です。

 

しかも只の泥沼ではありません。

 

AIには

ルールの決まった競争にめっぽう強い

という特性があります。

 

つまりどういうことが起こるのか。

 

AIと「競争」をしている時点で、

人間の敗北が濃厚なのです。

 

このままでは

ほとんどの人間が職業に就けません。

大失業時代です。ヤバいです。

 

 

【個人の感想】

 

散々煽ってますが、

 

全ての職業がAIに置き換えられる訳ではありません。

 

例えば、

前田裕二さんが言及しているのは、

スナックのママ最強説。

👇これについては以下のリンクで述べられてます。

https://gorilla.clinic/cms/imaneta/170300_1711yuki/

 

 

また、

人間の職業が機械に奪われる、

というのは産業革命の頃から起き続けていることです。

 

既存の職業が奪われると同時に、

新たな職業も誕生してきました。

 

なので、

AIが就業者を脅かすといっても

そこまで心配しなくても良い、という意見もあります。

 

あまり悲観しすぎなくても良いかもしれません。

 

②これから : 新たな職業を増やす

 

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そこで我々が取るべき手段は何か…

 

それが

「新たな職業を増やしてしまう」

という策です。

 

先ほど述べたとおり、

AIはルールの決まった勝負には強いです。

 

一方で、

ルールの決まっていない勝負には弱いです。

 

弱いというか、人間にはほぼ勝てません。

 

なぜなら、

AIの強みである、データの分析が行えないからです。

(素材となるデータそのものがないとAIはどうしようもない)

 

そのため、

今までにないようなオリジナルの職業を作ってしまえば良い、

ということです。

 

そして、

誰とも勝負しないような状況に持ち込めれば勝ちなのです。

 

【個人の感想】 

 

口では簡単にいうけど、

新しい職業なんてどうやって作れば良いのか?

 

方法としては、

①自分の強みを伸ばす

👇

②ニッチな分野でトップオブトップになる

👇

③他分野との掛け合わせで、さらに希少性を高めていく

 

という流れが推奨されてます。

 

自分の強みってなんだよ…

という方は

「モチベーション革命」

とかが参考になるかもしれません。

後日まとめますので、乞うご期待。

 

ニッチな分野のプロフェッショナルになって、

周りの人から

「この仕事はあいつにしか任せられないな」

となれば勝ちです。

 

仕事が仕事を呼ぶループに入ります。

 

さらに、

その職業をこなしていくうちに、

裾野の分野も得意になっていきます。

 

すると、

得意分野の掛け合わせで

希少性が高まっていきます。

 

こういった価値向上については

「多動力」

とかが参考になるかもしれません。

後日、別の記事で紹介します。

 

 

 まとめ

ルールの中で競争するのは時代遅れ。

新しいルールを作る側に回れ。 

少子高齢化は逆にチャンス! 落合陽一『日本再興戦略』 書評

 

 

落合陽一さんの『日本再興戦略』を読了しました。

 

前回に引き続き、落合陽一さんの本です。

aigamobook.hatenablog.com

 

『デジタルネイチャー』はAIのお話がメインでしたが、

『日本再興戦略』は歴史、経済、教育 などがメインテーマです。

 

落合陽一さん、守備範囲広すぎやろ…

 

 

この本も非常にパワーが強いです。

日本に漂う世間一般の悲観を、

一瞬でひっくり返すインパクトがあります。

 

そこで、

この記事では『日本再興戦略』におけるメインテーマの1つをご紹介します。

 

 

 

少子高齢化は逆にチャンス!

 

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少子高齢化

日本が世界で真っ先に直面する課題であり、

国民がなんとなく目を背けてる問題でもあります。

 

しかし、落合陽一さん的には

逆にビジネスチャンスだ、

とおっしゃってます。

 

なぜチャンスなのか、

3つの理由を見ていきましょう!

 

①人手が少ないので、機械化がスムーズ

 

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機械化、Ai化に対する反発って意外と根強いですよね。

 

「AIに仕事を奪われてしまうのではないか?」

みたいな風潮ありませんか?

 

しかし、これは仕事に就ける人が多い場合の話。

いわば贅沢な状況なんですね。

 

しかし、少子高齢化社会とは

多くの退職者が生まれ、

同時に労働人口たり得る子供が減少していく社会。

 

 こうした状況では、むしろ

「どんどん仕事奪ってくれ〜 人手足りないし!」

となるだろう、

という指摘です。

 

【個人の感想】

 

私はそこまで楽観的な状況にはならないかな、と個人的に思ってます。

 

なぜなら

「AIが仕事を奪う速度」 > 「労働人口が減少する速度」

だと勝手に思ってるからです。

 

将来の子供も、

「俺の仕事を奪わないでくれ〜」

なんて嘆いてるかもしれません。

 

 

②子供1人あたりの教育費が増える

 

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同じ教育予算が毎年かけられているとすれば、

子供の数そのものが減少するので、

子供1人あたりの教育費が増える。

 

これは日本の将来にとっても良いだろう、

という指摘です。

 

【個人の感想】 

 

これに関しては良い点と悪い点があると思います。

 

良い点として、

単純計算ではもちろん1人あたりの教育費は増えます。

すなわち、

高水準の教育を受けられる子供の絶対数は増えるでしょう。

 

しかし、悪い点として

子供の減少が教育格差を広げる、

という可能性があります。

 

特に地方部では、

子供減少

学校閉鎖

通える学校の選択肢が減る

という現象が起きるのでは、

と危惧してます。

 

都内のエリート中高に通える子供と

地方で通える学校が限られている子供

の格差が広がってしまいそう…

 

高齢化社会用のインフラが、輸出ビジネスになる

 

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いち早く高齢化社会が訪れる、

ということは

いち早く高齢化社会でもやっていけるようなインフラを作らなければならない

ということです。

 

こうした必要性に迫られた状況はチャンスです。

政府、企業、国民が一体となってなんとかしようとするパワーが生まれるからです。

 

高齢化社会用のインフラは、

以下の落合陽一さんご本人のツイートが参考になりますね。

 

 

 【個人の感想】

 

これは目から鱗でしたね。

 

大多数の国民(私も含めて)は、

少子高齢化に対して

とてつもないマイナスイメージを持っている方が多いと思います。

 

しかし、

世界でいち早く危険な状況に陥ることはチャンスなんだ、

という逆転の発想は素晴らしいと思います。

 

これ見ただけで一生ついていこう、と思いました。(小並)

 

 

 まとめ

 

少子高齢化はチャンス。

未曾有のピンチを、

国全体でビジネスに変えていけ。

 

AIは古代東洋に通じる!? 落合陽一『デジタルネイチャー』書評

 

 

今更ですが、落合陽一さんの『デジタルネイチャー』を読了しました。 

 

ムズすぎやろこの本。(直球)

 

なんなら著者ですら

「1日36ページ以上おれ読めないんっす」

とのこと。

 

著者ですら読めない本ってどういうことだろうか(哲学)

 

ただ、その分内容はブッ飛んでて面白いのでオススメです。

 

その中でも興味深いコンテンツがあったので1点ご紹介します。

 

 

 

AIは古代東洋と繋がっている!?

 

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落合陽一さんは、

AIと、古代東洋の「悟り」

は非常に似ている、という旨の記述をしています。

 

…なんのこっちゃって感じですね。

私も初見でそう思ったので、軽く解説します。 

 

 

で、「悟り」って何さ? 

 

「悟り」 = 理屈なしで物事をありのまま理解する

ということです。

 

逆に、「悟り」と対極にあるのが

「理論・原因・理屈などを考えて物事を理解する」

という姿勢です。

 

この姿勢は近代西洋、とりわけ自然科学などに顕著だと思います。

 

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例えば、

ニュートン万有引力を発見した逸話ありますよね。

この話は、

「リンゴが落ちる」

ことを理論的に説明すると、

「重力がリンゴを地面に引っ張る方向に働いているからだ」

となる、みたいな話です。

 

落合陽一さん的には、こうした理論化は「悟り」ではないと言っている訳です。

 

 

AIも悟っている!?

 

「AI」とか「機械学習」といったワードを最近よく聞きますね。

 

AIの面白い点として、

機械が勝手にデータを解釈してしまう

という点があります。

(詳しく知りたい人は下記記事参照)

 

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つまり、

「リンゴというのは、赤くて丸くて表面が〜な果物のことだ」

みたいな理論を考えなくても、

機械が勝手に

「これはリンゴだ」

と判断するようになる訳です。

 

このように、理論を介さずに物事を理解してしまうAIは

古代東洋における「悟り」に非常に似ている

と落合陽一さんは指摘しています。

 

はえ〜しゅごい。(小並)

 

まとめ

 

「悟り」を体得するには、長年の修行が必要。

機械学習を行うには、大量のデータセットが必要。

 

つまり機械学習とは、

人間とは比べ物にならないスピードで修行を行うこと

と言い換えても良いのかもしれません。

 

将棋とか囲碁のAIとかそんな感じですよね。

 

書評

 

落合陽一さんは研究者であると同時に、知の巨人でもあります。

宗教、芸術、経済から最新のアニメまで、ありえん造詣が深いお方です。

 

そういった人だからこそ、

古代東洋の宗教観と、現代のAIを結びつけられたのかもしれません。

 

落合陽一、半端ないって!

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